
早いもので、4月にスタートしたワインスクールも10回をすぎ
様々な種類のワインをテイスティングしてきました。
しかし、先日のクラスではいつもと趣向の異なるテイスティングを体験。
例えば色々な産地・ヴィンテージのシャルドネを飲み比べることはあっても
同じシャルドネを色々な形のワイングラスで飲んでみるという経験は、
なかなかないのでは?
正直、今回の授業を受けるまでは、
「ま、違いはあるだろうけど、言ったってそんなに変わらないでしょー。」
なんて、高を括っておりました。。。すみません。。。
今回、RIEDEL社の方が講師として説明してくださいましたが
最初からびっくり。ワインをグラスに注ぎ、その注がれたワインをそのままプラスチックの
カップに注ぎ変えるよう指示がありました。
そして、空になったグラスの香りを嗅いでみると・・・、
まだワインが入っているかのように香りで満ちています。
一方プラスチックカップの方は、ワインが入っているにも関わらず、
ほとんど香りを感じない!!
香りがないと味の感じ方もこんなに違うんだーと、目からうろこ。
今まで「そんなに違わないでしょー」とグラスを使わずに飲んだことも多々。。。
あー、もったいない。。。
そして、そのあとは色々なワイングラスに入れ替えて飲んでみたのですが、
こちらも驚き!!
もちろん、ワイングラスなので香り・味わいを知るためには必要十分なのですが、
こうやって飲み比べてみると違いがわかる!!
ワイングラスによって、口のすぼまり方やボールの大きさが異なります。
そうすると、香りの広がり方がやっぱり変わってくるんです。
そして味も。
グラスの口がよりすぼまっているグラスは少し顔を上げないと口に入ってこない。
顔を上げていると角度が付くので、口に入ってから舌を通り過ぎ
のどに到達するまでの時間が早くなります。スーッと舌からいなくなる感じ。
グラスの口が広がっているワインは、舌にワインがこぼれる幅が
広くなるため、ワインが舌全体に広がる感じ。
そうすると、渋みや酸味の感じ方・それを感じる時間などが異なるので、
味わいにも違いがありました。
もちろん、好みもあるかと思いますし、普通のワイングラスで全然OKです。
今回飲み比べたからわかるだけで、普通のワイングラスだけで出されれば
絶対にわからない自信があります(笑)。
ただ、ワインに最適な形で作られたワイングラスを使用して飲むと、
ワインの隅々まで楽しむことができるのは!?と思いました。
面白いので、色々な形のグラスで試してみてください!!
独り言ですが、私も自分の好きなワインのワイングラスはちょっと奮発してみようかなぁと
現在検討中です(笑)
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